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ART&CULTURE / EVENT / 2025.03.28

「池袋は東京のホームグラウンド」|バンド「Homecomings」畳野彩加インタビュー

「池袋は東京のホームグラウンド」|バンド「Homecomings」畳野彩加インタビュー
「池袋は東京のホームグラウンド」|バンド「Homecomings」畳野彩加インタビュー

3月29日(土)と30日(日)の2日間、池袋PARCOの屋上で音楽&マーケットイベント
「SPRINKLE SPRING」を開催。その記念として、ライブに出演するバンド「Homecomings」のフロントマン、畳野彩加さんと池袋PARCOの「Hello!Donuts」に「atmos pink」、「KO-GU」を散策。池袋の思い出からイベントへの意気込みまでも語ってもらった。

photo
Kaho Okazaki
hair&make
Natsuho Makino
edit
Nozomi Hasegawa
organize
NOTT
direction
PARCO

「上京して初めて住んだのが隣駅の椎名町だったので、いわゆる“東京”を一番最初に感じた街は池袋でした。だから池袋PARCOにはよく訪れていたし、今でもP'PARCO内にある『イシバシ楽器』にはお世話になっています。ワンフロアすべて使って展開されているので品揃えが豊富で。今使っているエフェクターもそこで買ったものです」と畳野さん。池袋は今でも東京で一番好きな街だと続ける。「さまざまなカルチャーが交差していますよね。中華系の方が多いので『ガチ中華』と言われるような本格的な中華料理店やスーパーマーケットもあれば、地元民に長く愛される純喫茶もある。いい意味で雑多で、それが心地いいエリアだと思います。池袋にやってくると気持ちが落ち着きますね」

そんな畳野さんと最初に訪れたのは本館地下2階にある「HELLO! DONUTS」。韓国発のドーナツ専門店で、見た目が可愛く、クリームたっぷりのドーナツはとにかく美味しい。韓国ではおなじみのウユクリームや、さくらんぼがちょこんと乗ったミックスベリーをはじめ、キャラメルソース入りのスポイトが挿さったクレームブリュレなど、メニューはさまざま。「どれも魅力的だけど、一番気になるのはチョコミントですね。アイスクリームでもチョコミント味があれば真っ先に選ぶくらい好きな味。見た目も可愛い!」

「ステージではいつも〈Dr.Martens〉のブーツを履いているのですが、段々と年季が入ってきて。他の靴も気になっています」と、次に訪れたのは入口すぐにある「atmos pink」。ウィメンズ向けのスニーカーセレクトショップで、〈Nike〉に〈adidas〉、〈UGG〉や〈grounds〉など、さまざまなブランドの靴をセレクト。靴だけでなく服や雑貨も扱い、頭の先から足元まで、トータルコーディネートを提案してくれる。「レースがあしらわれていたり、いわゆるスニーカーじゃない形だったり。ひと癖ある可愛いアイテムばかり。来るたびに『こんなのあるんだ!』といった驚きを楽しめると思います」

最後はデイリーフレグランスを展開する「KO-GU」へ。八ヶ岳で生産された天然香料と植物由来のアルコールを使用したフレグランスは、肌や髪だけでなく洋服や部屋のルームスプレーとしても使用可能。3月14日には新たにシャンプーとトリートメント、ファブリックソフナーもリリースされて、より日常に寄り添ってくれる存在に。「普段から香水やお香を使っていますが、自分にぴったりな香りにはまだ出会えてない気がして」とひとつずつ試して「これが一番好きかも……」と選んだのは大地を表現した「ソイル」。柑橘系の爽やかさの後にサンダルウッドやベチバーの香りが広がり、自然の中にいるような気分になれるフレグランスだ。

3店舗を歩き回り「楽しかったです!」と大満足の畳野さん。最後に「SPRINKLE SPRING」への意気込みもお聞きした。「バンドと違ってソロでの出演だといいことも悪いこともすべて自分にだけ返ってくるので、より自由でいられる気がするんです。今回は主催する「NOTT」と「new mart you」の2人が昔からの知り合いなので安心感があるし、服や雑貨、フードまでさまざまなショップが集まっている。お客さんとしても楽しみたいですね!」